2017年11月8日水曜日

SASのnotepadの話

SASにNOTEPADが実装されています(9.3で確認)
拡張エディタと同様にプログラムを書いて実行することが出来ます.

拡張エディタとの違いは,NOTEPADに書いた内容はSASを落としても保存される点です.
拡張エディタに書いた内容は外部ファイルに保存しない限りSASを落とすと消えますが,
NOTEPADに書いた内容はSASを新しく立ち上げなおしても保持されたままになっています.

このプログラムを一度きれいな環境で実行したい,とかの時に便利だと思っています.
限られた状況ですが...

NOTEPADを起動するには,
dm "notepad" ;
と拡張エディタで実行します.

NOTEPADに書いたプログラムを実行するには
dm notepad "notesubmit" ;
と拡張エディタで実行するか,ツールバーからボタンで実行を選ぶかです.
実行したログは普通にログ画面にいつも通りに表示されます.

NOTEPADの中身は
dm notepad "clear" ;
できれいになります.

dm notepad "close" ;
を実行するとNOTEPADは閉じます.
これだと閉じただけですので,NOTEPADの中身は保存されています.

NOTEPADのいまいちなところはキーボードマクロが使えないところと,ハイライトが付かないところですかね…

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