2022年4月27日水曜日

変更後のエスケープ文字を確認する話

 sasはエスケープ文字をデフォルトから変えることができます.例えばODS ESCAPECHAR="^" ;などと指定すると,[^]になりますね.自分で直近に作ったプログラムならエスケープ文字を何にしたかは大体見当がつきますが,他の人のを引き継いだり,随分前に作ったプログラムだとエスケープ文字が何かわからないことがあります.だいたい使いそうな文字をエスケープ文字に指定することは無い(はず)ですが、適当に変えるのも怖いので事前に確認はしたいところです

確認するには頑張ってエスケープ文字を指定している箇所を見に行くか,現在のエスケープ文字を格納している自動マクロ変数を見に行くかのどっちかですね.この自動マクロ変数は最近知りました.まだ便利だという状況に出会ったことが無いですがエスケープ文字の指定している箇所を探しに行ったことは何度かあるので,折があれば便利に使えるかなと楽しみです.

4     ODS ESCAPECHAR="^" ;

5    %put &=SYSODSESCAPECHAR ;

SYSODSESCAPECHAR=^